グランフォンド軽井沢

ロングライドデータベース

地域 長野県 軽井沢
大会名 グランフォンド軽井沢
開催日 2010年6月12日(土)、6月13日(日)
開催回数 第1回
主催者 グランフォンド軽井沢実行委員会
公式サイト グランフォンド軽井沢http://karuizawa-granfondo.com/
コースと距離 ◎グランフォンド軽井沢:浅間山一周コース125km (今回のレポートコース)6/13開催
  グルメフォンド軽井沢:軽井沢周辺32km 6/12開催(レンタルによるタンデムクラスあり)
参加費用 ◎グランフォンド軽井沢:7,000円 (今回のレポートコース)
  グルメフォンド軽井沢:4,000円(タンデムクラスは2名で8,000円)
ルートマップ グランフォンド軽井沢
グルメフォンド軽井沢
気温の目安  
参加者数 ◎グランフォンド軽井沢:320人程度 定員1,000人
  グルメフォンド軽井沢:未発表 定員300人
参加ツアー なし
都内から長野新幹線で1時間半という好アクセスの場所での開催になるため、車でのアクセスでも電車でのアクセスでもどちらでも可能。ゴールが14~16時くらいになり閉会式も16:30からなので、充分当日の帰宅も可能。
参加費用の目安
(1人分)
現地へのアクセス方法と宿泊日数によって違うが、グランフォンド125kmに参加する場合、前日の土曜日に現地入りして1泊してライドに参加。終了後帰宅する1泊2日パターンだと、往復新幹線代が乗車券込で11,500円。これに宿代を一人5,000円程度のところにすれば、エントリー費を除く旅費は20,000円で収めることができる。さらに人数がまとまれば車で行くことで一人当たりのコストを下げることもでき、リーズナブルに参加できるイベントと言える。(車でのアクセスであれば当日日帰りでの参加も可能)

イベント評価

イベント総合評価:4.5
  tatts 4126
コースの良さ 4.0 4.5
景色 4.5 4.0
路面状況 4.0 4.5
コース案内 5.0 5.0
ASのサービス 4.5 4.5
参加しやすさ(費用含めて)
4.0 5.0
満喫度 4.5 4.5
リピートしたい度 4.0 4.0

総評

tatts

来年のために皆さんにお伝えするのが当レビューの使命でもあるので、正直にレポートすることにしよう。
距離は125kmだが決して侮れないライドイベントだ。

第1回ということもあり、事前の知識も無いままにされど軽井沢というある種“リゾート楽チンライド”と思って参加されるととんでもないことになる。(※これはあくまで自分がナメてかかったからと、反省してます。)

もちろん私もロングライド初心者ではないので、事前にルート及び高低図には目を通している。しかし、初心者は相当心して挑まないと本当に途中で挫折するだろう。疲れ度はもしかすると佐渡ロングライド210kmのほうが楽だったような気がするほど。(何しろたったの125kmで獲得標高2300mですから。もちろんヒルクライムの人に言わせれば、何言ってるんだと怒られそうだが、このレポート自体私のようなヘナチョコが書いているのでご勘弁いただきたい。)

脅かしてばかりでは来年誰も行きたく無くなってしまうので勘違い無きよう、いいところを紹介しよう。

今回は梅雨入りギリギリで晴天に恵まれたからその点では非常にラッキーだった。つまり、季節は微妙だが、それだけに緑も花も山も本当にきれいだということ。
気温丁度良く紫外線は強い(これは山だから仕方が無い)ものの、気持ちのよい涼風といい空気の中快走できたことは行かれたみんなが感じたことだろう。

景色は全体を通して本当にいい!とにかくカリカリ走るなんてもったいない。心拍ギリギリで前方しか見えないような余裕のない走りなんて本当にもったいない。規定の脚きりには普通の人であれば余裕で通過できるので、のんびりゆっくり景色や空気を堪能してもらいたいライドイベントだ。そう、はじめから覚悟して行けば、こう楽しめるわけなのだ。

佐渡同様、沿道の地元民や旅行者も気軽に応援してくれたのはホットな気持ちになれた。軽井沢駅周辺は(特に終わり頃)車の渋滞があったものの、それ以外はほとんど車に合うこともなく安全に走行できた。やはり地元民の協力もあってのことだと思う。

路面状態はさすが軽井沢で、全体を通して非常に良い。ただ1点だけ。ゴール前の3kmくらいで(交通渋滞の関係で)いきなり歩道を走らされたのがいただけなかった。元気なライダーですらそこそこ疲れて注意力散漫になっているあたりに歩行者と並走する3kmは、何もなかったからよかったようなものの、もし接触事故でもあろうものなら、大会開催自体に影を落とすことにもなりかねない。来年はそこだけは注意したほうがいいだろう。

走りとは直接関係ないのだが、何よりいいのはスタート・ゴール地点がアウトレット・モールと隣接している点で、家族連れやカップルでの参加にも都合がいい。(お父さんや彼氏はライド、家族や彼女はお買い物といった具合に。)

☆個人的ですが、来年来るとしたら、私はそのお父さんパターンになるでしょう。

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獲得標高が2300mということでそれなりの登りは覚悟していたものの、最初の40kmまでの山場2つで、あとはたいしたことがないだろう、と思っていたのだが、実際にはそんなことはなく、第3エイドステーションに向かう鳥井峠越えをはじめ、後半もダラダラとしたアップダウンが続き、距離が125kmと短い割には、登りにめっぽう弱い私にとってはかなりこたえたハードなライドであった。
個人的には昔何度かスキーに来たことがあって、車で登ったバラキ高原スキー場への道をまさか自転車で登ることになろうとは夢にも思わなかった・・(^_^;)
今回は天気がかなり微妙なところで、雨の心配も前日まであったが、当日はなんとか持ちこたえてくれて、しかも過ごしやすい気候だったので、その点では救われた。梅雨のタイミングの微妙な天候の時期の開催だけに、雨さえなければほんとに気持ちよく走れるので、晴れ男が集まることを期待したい。(^_^;)
今回が第1回の開催ということだったが、その割にはそつなく運営できていたし、地元の婦人会をはじめとした応援も嬉しく、本レポートの「コースについて」のところで書いた、終盤の「舗道逆走」だけ改善してくれればさらにいいイベントになっていくだろう。
都内からのアクセスも抜群にいい軽井沢での走り応えのあるライドイベントの誕生はロングライドファンにとっては歓迎すべきことである。ぜひ来年以降も充実していってくれることを望みたい。主催者はネットのコミュニケーションをいろいろ取り込んでイベントを盛り上げようとしていた点は評価できるが、ゲストライダーに頼るだけではなく、一般の参加者をベースにしてもっとみんなが盛り上がって着地できるコミュニケーションを来年以降は目指してもらいたいものである。
なお、蛇足ではあるが、参加者全員に当日使える温泉入浴券が配られたが、それが第2エイドステーション手前のバラキ高原の温泉のチケットで、まず利用できないようなところのチケットだったのが残念。ゴール地点の近場の温泉だったらありがたかったのだが。

イベント評価

事前情報
(公式サイト)
公式サイトがエントリー開始と同時の2010年3月30日にオープン。この大会の原型となった2009年開催の「軽井沢さわやかサイクリング」の時のように、エントリー締め切り日を過ぎてもコースマップが掲載されないまま、というような非常識なこともなく、一応の情報は掲載されているが、一部コンテンツを公式サイトとは分離してオフィシャルブログ、としてその後展開していくのだが、ブログ化する意味は感じられない。サイト公開後も随時にコンテンツを更新している点や、さらにインターネットライブ中継やTeitterを活用するなど、今の時代にあったコミュニケーションを積極的に展開していこうとしている姿勢は買えるが、充分に着地できてないというのが実情で、来年以降コンテンツとして実を結ぶ展開を目指してほしいものである。
エントリー方法 スポーツエントリーにてオンライン申込もしくは電話、携帯電話でのエントリー
エントリー期間 2010年3月30日~2010年5月31日まで(ただし先着順で定員に達した時点で締切)
ちなみに2010年はグランフォンド軽井沢コースが定員1,000名に対して最終的には320名程度と定員を下回っていた。エントリーは5/31に締切になったようだが、当日受付も対応していたようである。(エントリーフィーが通常より3,000円アップのようだが)
参加者向け郵送物/案内 参加案内書(簡単な説明書類+受付券)が6/7発送で参加者の自宅宛に郵送された。できればもう少し早く参加者の手に渡るようにしてほしいものである。
パケットピックアップ/説明会 6/12(土)9:00~17:00 スタートゴール地点で受付。グルメフォンド参加者にとっては当日のスタート1時間前からの受付になり、グランフォンド参加者にとっては前日エントリーはこの時間内に行われた。
なお、6/13(日)のグランフォンド参加者の受付は当日の朝6時からも行われている(スタートは7時半)ので、当日軽井沢入りしての参加でもOKである。
なお、スタートゴール地点は軽井沢駅南口のプリンスショッピングモールイーストの東隣りにある、軽井沢スキー場の駐車場
前日登録時配布物 ゼッケン(背中用のみ)、コースマップ、参加記念品(タオル、スポーツドリンク)
※コースマップがA4サイズ16ページのオフィシャルプログラム(参加ガイド)に記載されているため、携帯性の点で持ち運ぶのが辛いものになっているのが残念。できればマップは折りたたんでポケットやサドルバッグ等に入れれるサイズのものだといいのだが。
前日イベント
(前夜祭等)
特になし
駐車場/クローク スタート/ゴール地点が軽井沢プリンススキー場の駐車場なので、駐車スペースは充分にある。
荷物については貴重品以外は大会会場の受付にて預かってくれる。また駅から近いので、駅ロッカーや隣の軽井沢プリンスショッピングモールのコインロッカーを使う、という手もある。
当日のスタート誘導やセレモニー グランフォンド当日は朝7:00までにスタート地点に集合し、ごく簡単な開会式とライダーズミーティングが行われ、走行上の注意点などの説明があり、その後7:25よりオートバイの先導車のあとに30人づつくらい区切ってスタート。開会式は挨拶が1人だけでゲストライダーの紹介のあとにすぐにミーティングに移るというコンパクトさで好感が持てた。
メカニックサポートと
空気入れ
基本的には全部自己管理による走行。各エイドステーションでもメカニックサポートはない。
リタイヤへの対応は各エイドステーションやコース上のポイントにいるガイドスタッフにサポートを要請するか、もしくは指定の電話番号に携帯から電話するなどで対応してもらえる。
コース概要 グランフォンド(125km)の場合
スタート 軽井沢プリンスホテルスキー場駐車場
↓ スタートから国道18号を西に進み中軽井沢で右折してから登りがスタート。第一のヒルクライムエリアに突入。斜度は5~10度未満とそれほど急ではないものの、登りがしばらく続くので、まだアップしきっていない体には堪えるところである。ピークを越えて下りはじめてしばらくダウンヒルを楽しんだあとに第1ASに到着。
第1AS(浅間ハイランドパーク)19km地点
↓ ここからは下りがしばらく続いて長野原エリアで少し登りがあるものの嬬恋エリアまでは下り国道144号を越えてからいよいよバラキ高原までの登りに突入!やはり5~10度程度の登りが延々と続いて第2ASに到着。これで2つの大きな登りが終わった!ということで安堵してしまったが、まだ安堵は早かった。
第2AS(バラキ高原キャンプ場)42km地点 [ランチ] 12:30 足切
↓ ランチ後ASを後にしたらいきなりの登りが続き、それから一気に下っていくのだが、このあとに鳥居峠越えがあるので、まだ登りは終わらない。中斜度の登りがダラダラと続き、やっと鳥居峠を越えると、あとはほぼ一気に第3ASまでは豪快な下りが延々と続く。コースの高度図を見ていると、第2ASまでの二山がメインで、「そこさえ越えれば」という感じに思ってしまいがちだが、この区間も侮れない。
第3AS(ゆきむら夢工房:上田)73km地点 14:20足切
↓ またしてもエイドステーションを出た直後からダラダラと登りが続く嫌なパターンでスタート。アップダウンを繰り返しながら小諸方面に向かうコースは見晴らしのいいところを通り、強い向かい風に悩まされた。その上、浅間サンラインは車の通行量も多い道路で、大型トラックもバンバン通るので、気をつけて走行する必要がある。特にハードな区間ではないものの、アップダウンの細かな繰り返しが延々と続き、前半の疲れがでてきた身体にはボディブローのように効いてくる。この区間こそ頑張りどころである。
第4AS(マルト高原ドライブイン:小諸)100km地点 16:30足切
↓ さあ、あとは25kmでゴールだ!ということで最後の気力を振り絞って走るこの区間は、ゴールとさほど高低差はないので、単純にコースとしては楽な区間である。エイドステーションからは下り基調で快調に進み、国道18号に出て少し東に進み、追分宿のところで、あえてそのまま国道18号を進んで軽井沢に戻らせるのではなく、測道から国道18号をくぐらせて信濃追分駅前を通過。さらに南に折れて一気に下っていきながら、南軽井沢方面へのルートをとる。途中一気に下らせたあとにまた登りがある箇所などもあり、最後まで簡単には終わらせてくれない。南軽井沢でゴルフコースの脇を進み、プリンス大通りを左折して一気に北上。ここでコースガイドの指示により、なんと道路の進行右側(つまり反対側)の舗道を3kmも走らせられることになる。軽井沢プリンスショッピングモールウエストの脇を通って一旦JRをくぐって北に抜け、再び国道18号を東に進ませて軽井沢駅北を通り越して往路を戻る形でゴールに到着。
ゴール(125km)軽井沢プリンスホテルスキー場駐車場
コース難易度
コースの善し悪し
グランフォンド(125km)の場合
走行距離は125kmとロングライドにしては短めなのだが「グランフォンド」という名を付けているように、全体を通してアップダウンだらけの山岳コースになっていて、フラットのところがあまりない、変化に富んだコースと言える。
スタートしてから前半40kmに大きな登りが2つあり、そこからも鳥居峠越えなどのアップダウンを繰り返すというコースはかなりかなりハードで舐めてかかると辛いことになる。コースは気持ちの良い高原地帯の木々に囲まれた中を走るところが多く、爽やかで気持ちいい。また展望のいい高所を通るところもあり、海のないエリアでのロングライドとしてみれば、かなり魅力的と言える。後半小諸方面から東に戻るコースでやや大型トラックのが多い交通量の増えるエリアもあるが、総じて車も少ないので、のびのびと走ることができる。
コース上の路面は、舗装状態もいいところも多く、一部にはギャップや段差など注意して走らないといけない箇所もあるが、パンクが多発することもない良好な路面状態。
なお、一点だけ苦言を呈したいのは、終盤南軽井沢方面からプリンス通りを北上させるコースで、道路の右側の舗道を通るように指示されて、2km近く反対側の舗道の中を走らないといけない、という箇所があるが、舗道が石畳状態でしかも段差も多く、さらにプリンスショッピングモール付近になると歩いている家族連れも増える中をバイクで走るハメになり、危険極まりない状況を余儀なくされるのだが、なぜここで左側の車道を普通に走らせないのかが甚だ疑問である。この点については、バイク走行のルールに反する指示になるので、来年以降は改善してもらいたい。
走行方式は 一番先導にはオートバイが走り、それを抜かない、というのがルールであとは基本的にはエイドステーションに寄るのも寄らないのも自由。アップダウンの多いコースで走行スピードにかなりのばらつきが生じるだけに、各自が制約なく自分のペースで走れるのは嬉しい。
エイドステーション、ランチ エイドステーションは19km、42km(ランチ地点)、73km、100kmとこまめに設けられていて不足はない。各エイドステーションでは水やスポーツドリンクの他、補給食はエイドステーションごとに工夫されていて、定番のバナナ以外には、おやき、ハニーレモン、軽井沢きゅうり(もろきゅう)、トマトなど、他のロングライドでは見かけない野菜類などもあるなど多彩で充実していた。ランチはおにぎり2個入りのお弁当とおかわりできるトン汁やお茶、麦茶などが提供されていて満足のいくものだった。強いて言えば、ランチのエイドステーションがスタートから45km地点に設定されているため、その前に大きな登りが2箇所あるのだが、3時間くらいで着いてしまうと10時半とかにはランチ、になってしまう。スタートが7時半と遅めの割にランチが早いので、まだあまり食べられない人もいることだろう。場所の選定はいろいろな要素があって難しいのだが、できればもう少し先くらいのタイミングで食べれるほうがうれしいかもしれない。
コースガイド
(サインやスタッフ)
コースガイドは看板設置とコースの曲がり角など注意が必要な箇所にはスタッフによる誘導を併せて行うなど、コースガイドは万全であった。
足きり、リタイヤへの対応、回収車 足切タイムは第2AS(42km地点)で12:30、第3AS(73km地点)で14:20、第4AS(100km地点)で16:30と設けられていて、制限時間をオーバーした場合には、各エイドステーションで回収車に乗ってもらい車でゴール地点に戻ることになる。
ゴール スタート地点のゲートがゴールゲート。ゴールでは戻ってくる人を出迎えるDJのアナウンスとオーディエンスのの拍手に出迎えられてのゴール。欲を言えば戻ってきたライダーの名前をアナウンスしてくれればさらに嬉しいのだが・・・
ゴールゲートをくぐって完走すると受付時と同じテントで完走証を受取り終了。完走証のほかにプレゼント抽選があるほか、ワゴンカーで三笠ホテルカレーを無料で食べることができる。
ゴール後は閉会式を待ってもいいし、待たずに引き上げてもいい。
アフターイベント 当日午後4時半から閉会式を行い、その時まで残っていた全員で記念撮影を撮るなどを行った模様。
後の予定が詰まっていた為に先に引き上げてしまい閉会式には出ませんでした。m(_ _)m
完走証/参加賞
その他提供物
事後情報
(公式サイト)
ブログやTeitterなど活発なネット活用をしていたわりには、開催後の終了告知が行われないままになっていて、残念である。
その他所見