清和の森サイクリング

ロングライドデータベース

地域 千葉県
大会名 清和の森サイクリング
開催日 2010年11月27日(土)※ロングライドイベントには珍しい土曜日開催
開催回数 第4回
主催者 千葉県サイクリング協会
公式サイト 千葉サイクリング協会サイト
開催案内(PDFファイル)
カテゴリー(コース)と距離 Aコース:60km
◎Bコース:110km(今回のレポートコース)
参加費用 サイクリングのみ 一般2,500円 CCA会員1,500円 JCA会員2,000円
なお、当日の晩の交歓会に参加する場合はプラス6,000円さらに交歓会のあと宿泊する場合はプラス8,000円の宿泊費が別にかかる。
ルートマップ http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=c6a1e8c0f08824c46ce7942e6da1e0c5
参加者数 ◎Aコース、Bコースあわせて100名(ただし宿泊は30名まで)
参加ツアーと
アクセス方法
ツアーはなし
スタート地点は君津市豊橋駅から数キロの岩田運動公園。豊橋駅から充分自走できる。また車でスタート地点まで来ている参加者も多い。
参加費用の目安
(1人分)
スタート地点が電車からのアクセスがいい場所ではないことでもあり、東京からのアクセスは車によるアクセスが一般的。地元千葉からの参加者の場合は自走で会場入りしている人も少なからずいたようだった。
東京から車でアクセスする場合、アクアライン経由か、湾岸を回ってくるかのどちらかになるが、乗り合いで来れば高速代も土日でさほどかからずに来れる。君津か富津辺りに金曜の夜に前泊して、土曜日の走行後に帰ればひとり1万円ちょっとで宿代と交通費を抑えることも可能。

イベント評価

イベント総合評価:4.4
  tatts 4126
コースの良さ 5.0 5.0
景色 4.5 4.0
路面状況 4.5 4.0
コース案内 5.0 5.0
ASのサービス 4.5 3.0
参加しやすさ(費用含めて)
3.0 5.0
満喫度 4.5 5.0
リピートしたい度 4.5 4.5

総評

tatts

ちばサイクリング協会(以下CCA)渾身のサイクリングイベントと言われるだけあって、コース・マーシャル・その他運営など素晴らしかった。
千葉というと10月の雨のツール・ド・ちばを思い出すが、今回は打って変わって好天に恵まれ暑からず寒からずの絶好のサイクリング日和だった。

スタート・ゴールが些か山奥なので近くの宿に前泊しての参加となった。
ところでこのイベントはたまたま私が参加したサイクルトレインなるツアーで知り合ったCCA関係の方からのお誘いで知ることになったのだ。東京の隣といっても千葉の私設に近い規模のイベントなので、こういったご紹介が無いとその存在すら知るよしがない。私自身は、知らない土地の知らない面々のこういった少人数のサイクリングも結構参加するほうなのだ。

既に過去は知ったことのある人は何回も参加しその楽しさを知っているものの、“距離110kmで獲得標高は2000m超”というイベント内容を話すと普通のサイクリストは引いてしまう。そう、殆どフラットは無く山を登っているか下っているかなのだから。
もちろん、約半分の60kmコースという選択肢もあるのだが、言ってみればこの110kmを走ることで千葉の一番おいしい山道や絶景を堪能できるとなるとやはり110kmを走りたくなるのだ。更に、山といっても千葉県のこのあたりには海抜400m級の山しかないので、例え途中で一休みすることになっても延々押して上るという心配もない。

スタート順に5~7人くらいのグループで一緒に走ることになっていたが、どういうわけかいつの間にか4126と私(tatts)は2番手グループとなっていた。先頭グループは巡航30kmの強烈な猛者。私等はその次の巡航25kmグループらしい。もちろんそんな了解をした記憶も無く、またそんな走りなどできるわけがない。多分、その紹介者の方のサプライズではないかと思っているが。

コース設定が良かったのと、この日は紅葉の真っ只中というにも関わらず驚くほど車が少なかったのが更に良かった。先導車の方の話でも稀に見る車の少なさだったらしい。
先導と後続の人がこのコースや土地を熟知しているので、安心して走れた。もちろん路面も舗装は良好だったが、一部落ち葉が異常に溜まってさらに清水であろうか湿った箇所があったことと、ときおりグレーチング(道路をまたぐ溝にフタをする鉄格子)が無い場所があったのでヒヤッとした。しかしそれも注意して走れば問題無い。現に今回はそれらの箇所でも事故は報告されていない。

休憩ポイントの眺めが、ことごとくいいのだ。大きいイベントのような豪華なエイドこそないが、心のこもったホッとするサービスだった。
はじめに聞いた時はどんなに過酷なイベントなのかと些かビビッたが実際に走ると、もしかすると今年のベスト3に入るはどの楽しいサイクリングだったかもしれない。

4126

まず言いたいことは「清和の森サイクリング」などというユル~イ感じの名前に騙されてはいけない、ということだ。「グランフォンド千葉」という名前をつけていいんじゃないか、と思えるくらいのハードな山コース、それがこのイベントだった。
参加する前からかなりハードな上級者(?)向けのコースということは聞いていたので、それなりに覚悟はしていたのだが、ここまで10度オーバーの急坂が多いとは全然思っていなかっただけに正直かなりこたえたライドだった。まだ距離が110kmと短めだったのでなんとか持ちこたえたのだが、これだけのコースでたとえば距離が160kmとか200kmとかだったら、軟弱な私にはかなりきつい状況になっていたと思う。
そういう点ではマイナーなイベントながら今までに自分が出た国内ロングライドイベントの中ではトップクラスのハードコースだったと言える。トラブルもなく無事にゴールできてよかった。

激坂で有名な和田峠にも迫るんじゃないかという激坂を含むそれなりのアップヒルが5発もコース中の随所にバランスよく絶妙に散りばめられている、そのコース設計には脱帽である。デスライドのトレーニングにもかなり使えそうな感じだ。
千葉サイクリング協会のスタイルなのか、サイクルリーダーを動員してグループ単位で走行させていく方式も他の規模の大きなロングライドではできないスタイルで、かなり面倒見のいいサイクルリーダー達と1日一緒に走ったりしていると仲良くなったりできるし、これはこれで面白い。ただし自分だけでとにかくかっとびたい、という人には向かないイベントだ。

なお、今回はイベントのあとの交歓会プラス宿泊をセットにして申し込んだのだが、宿泊した「大江戸温泉君津の湯」のお風呂はゆっくり横になって入れる露天風呂とかもあってすごくよかった、千葉なので十分にその日のうちに帰れる距離ではあるが、こうして温泉で疲れを癒やしてから翌日帰宅、というパターンも若くない自分には嬉しかったりするのである。かなりハードなライドだっただけになおさらなのかもしれない。

P.S.
蛇足ですが、今回はあまりにも田舎の山道が多かったので、登りに差し掛かりながらいつものように爽やかなドリンクを買ってドーピングしたいな~、と思ってもコンビニはもちろんのこと自販機の一台もないような場所が多く、またグループで走っているので自分1人だけ離脱して買いに走るチャンスもあまりなく、結局一度もドーピングできずじまいでした。だから後半けっこうへばってきたのかも・・(^_^;)

イベント評価

事前情報
(公式サイト)
千葉サイクリング(CCA)協会主催のローカルイベントなので、開催案内も同協会のサイトの行事案内ページにPDFファイルが掲載されているだけに留まっている。
エントリー方法 スポーツエントリーにて受付。
エントリー期間 2010年10月4日~10月17日まで(ただし先着順で定員に達した時点で締切)
ちなみにうっかりして今回はスポーツエントリーの申し込みが締切になってしまい、CCAのスタッフの方に泣きついて特別にご配慮いただきエントリーさせてもらいました。m(_ _)m
参加者向け郵送物/案内 特になし(正規エントリーではなかったので、メールで受付のこととか案内いただきました)
パケットピックアップ/説明会 当日朝7:00~7:30にスタートゴール地点で受付。7:30から開会式として簡単な説明あり。
前日登録時配布物 ゼッケン(ナンバーなし。前後につける布製)
前日イベント
(前夜祭等)
特になし
駐車場/クローク スタート/ゴール地点が駐車場(清和県民の森第一駐車場)なので、駐車スペースはある。
荷物は各自の自己管理
当日のスタート誘導やセレモニー 当日は朝7:00からにスタート地点に集合し、ごく簡単な開会式とライダーズミーティングが行われ、走行上の注意点などの説明があり、その後8:00よりBコースの参加者がゼッケン番号順に8名程度ずつグループになってスタートしていく方式。
メカニックサポートと
空気入れ
基本的には全部自己管理による走行。
リタイヤへの対応は各グループのサイクルリーダーに申告してサポートカーを待つことになる。
コース概要 スタート
↓スタートからは下り基調でしばらくは平和に進み、最後に激坂が待っている。
コースが途中で折れ、そこから斜度のある登りが続き、展望台手前のストレートは12~13度の斜面が続いてヘロヘロになって展望台に滑り込む。最初の洗礼は強烈だ。
九十九谷展望台 16km地点
↓展望台で休憩を取ったあとはしばらく平和。マザー牧場の入口でグループ記念撮影をして山裾の道を平和に進み前半戦2つめの山場に少し差し掛かったところで休憩。
大山千枚田 48km地点
↓休憩後2つ目の激坂に突入。狭い林道のようなところ(舗装路ではある)7~8度位の坂が続き、所々で10度オーバーになり、最後のほうではこの日最大の15度を記録した直線があり、前輪が浮きそうなくらいの激坂をなんとか越えるとあとはダウンヒルでランチ休憩ポイントに到着。これでほぼ半分。結構キツイ。
みんなみの里(ランチ)58km地点
↓ランチはたっぷり時間が取られていて、食事したあともしばらく出発しないで休憩モード。(ちょっと休憩長すぎかも)
しばらくしてやっとスタートしてからは鴨川の海に向けてほぼフラットなコースを進み、海にでてすぐに左折してまた山方面に入っていき、3つ目の激坂に。ここは道幅も広く斜度はさほど厳しくはないものの、ダラダラと登りが続いてトップ近くの休憩ポイントに到着。
給水所 78km地点
↓給水所のところを出発するとすぐにトンネルを越えて下りがしばらく続く。亀山湖のところで左折するといよいよ4つ目の登りだ。ただしここは今までの3つよりも楽なのでさほど苦労せずに越えれる。(とはいえそこそこキツイことにはかわりないが)あとはふれあいパーク君津のそばの休憩ポイントまで下っていく。
笹駐車場 100km地点
↓ここから最後のゴールまでが5つ目の登りが待っている。コースは狭い山道というか林道のようなところに入っていく。さすがに最後までラクをさせてくれないというのはこういうことだろう。山道をアップダウンしながら登っていき、最後は少し下ってやっと出発した清和の森に戻ってきてゴールである。ゴール手前の山道の下りでは落ち葉が敷き詰められている滑りやすいところや、トンネルの手前で大きく水溜まりになっているところなどもあり、ゴールしたらバイクがかなり泥を跳ね上げていた。
ゴール 110km
コース難易度
コースの善し悪し

走行距離こそ110kmと走行距離は長くはないが、獲得標高は2300mもあり、この数字が示すようにかなりのアップヒルがあるコースになっている。さらにこの数字だけではわからないのだが、コースを4分割してそれぞれにひとつハードな登りがあるようになっているので、最後まで気が抜けない難関の連続でしかもそれぞれアップヒルの距離はさほど長くはないものの、10度オーバーの急斜度のところ満載なので、坂に弱い人には相当に厳しい難コースだと言える。登りといっても千葉県でしょ、と舐めているととんでもない。
今までに国内で出た様々なロングライドの中では一二を争う坂コースだった。

走行方式は 各グループには2名のサイクルリーダーがつき、グループの先導と最後尾を担当し、グループごとにまとまって走行していく。休憩場所での休憩や出発もグループごとに行う完全なグループ走行。
グループはあらかじめエントリー時に自分の巡航スピードを申告しておき、そのスピードに応じて同じ早さのメンバーごとにグループ分けしていく。コースの道案内も先導のサイクルリーダーが行うスタイル。(一部にはコースガイドスタッフが立っていて案内してくれる箇所もあったが)
完全グループ走行方式なので道に迷うことはない。
エイドステーション、ランチ 休憩場所は何カ所か設定してあり、そこにはサポートカースタッフが先回りして待機してくれていて、サポートカーに積んである水やお菓子、フルーツなどをもらえる。ランチポイントだけは用意されていて、お弁当とお茶をいただいてみんなで昼食。それ以外は各休憩ポイントで10分程度休憩を入れながらグループ毎に出発していく。
コースガイド
(サインやスタッフ)
コースガイドは一部看板設置と、あとは先導サイクルリーダーがガイドしてくれるので問題なかった。
足きり、リタイヤへの対応、回収車 足切タイムは特に設定はない。
ゴール スタート地点に戻ってゴール。ゼッケンを返却して終了。特に完走証はない。ゴールしたライダー達は帰り仕度をして随時引き上げていく。このへんが淡々としたイベントならではの感じ。
その晩大江戸温泉君津の湯に宿泊して交歓会に出る参加者も、各自準備でき次第ホテルに向かって出発していた。
アフターイベント 当日の晩、スタートゴール地点から数キロ離れたところにある大江戸温泉君津の湯にて夜に交歓会が行われ、宿泊とセットで事前に申し込んでいた人だけはこの交歓会で千葉サイクリング協会の方達との食事を楽しみ、温泉を満喫した。
完走証/参加賞
その他提供物
完走証なし。提供物もなし
事後情報
(公式サイト)
CCAサイトに行事報告として当日にスタッフが撮影した写真の掲載あり