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The PEAKSラウンド4結果発表!

2017年9月3日 日曜、
心配されていた台風15号も絶妙に逸れてくれたおかげで、その影響もほとんどなく、ラウンド3に続いて「雨のないThe PEAKS」が幕を開けました。

舞台は都内近郊の坂バカサイクリストのホームコースともいうべき奥多摩の峠たち。
松姫峠、今川峠(往復)、柳沢峠(往復)、上日川峠(往復)、風張峠(往復)と、よくもここまで網羅してくれた、という9発のヒルクライムを繰り返す、走行距離194km、獲得標高6176mという日本最強のThe PEAKSにして初の6000mup越え、五つ星のステージとなるラウンド4。

まだ日の出前の3時過ぎから続々と素晴らしいツワモノ坂バカチャレンジャー達が山梨県小菅村にある道の駅こすげに集結してきました。
すでにThe PEAKSでなければ満足できなくなってしまったジャンキー達とも数ヶ月ぶりの再会です。

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激辛ラウンドに臨む面々の緊張と内に燃える闘志、そしてこれから始まるキツく長いライドへの期待と不安、様々な思いが渦巻く中、4:30に第一陣となる一般エントリーがスタート、そして第二陣が5:00に、第三陣が5:30に次々にスタートしていき、長い長いライドが始まりました。

今回のラウンド4はヒルクライム9発、獲得標高6000m越えという最強のスペックでのラウンドコンセプトを立てた時から「これほどまでのスペックを走ってもらうのだから、最後まで脚と心が折れることなく走り続けた人は誰をもフィニッシャーとして迎えたい!速く走ることが大事なのではなく、速くなくても走りきるこそ素晴らしい栄誉なんだ」という思いがありました。

夜間の走行はさせないようにする、というThe PEAKSの基本的なスタンスから、終了時刻をギリギリの日没時刻に設定し、そこから逆算してスタート時刻も決めていきましたが、コースが194kmという長丁場なので、朝は少しだけ日の出前にスタートさせることをやむなしとして時間設定を組みました。

問題は、速くない人でも完走させてあげるための時間を与えるということは、速い人にとっては時間が余りまくる緩い状況になってしまうことと、自分の強さを誇示できなくなってしまうことでした。
その点についてずっと考え「速い人には時間を短く、速くない人には時間を長く与えて、しかも不公平にならない方法」ということで考え出したのが、「参加者自身に自分の制限時間を決めさせる」という企画でした。

スタート時間を遅らせ制限時間を短くする選択肢を参加者自身に与え、その代わりに制限時間をあえて厳しくする選択をしたツワモノには、それを讃えるとともに誇示できるようしてあげればいい。
こうしてスタート時間をあえて30分遅らせ制限時間を30分短くしていい、という人にはエントリーフィーを1000円割引、スタート時間を1時間遅らせ制限時間を1時間短くしていい、という人にはエントリーフィーを3000円割引する「変態割」と「ド変態割」が誕生しました。このネーミングはもちろん、The PEAKSのチャレンジャーにふさわしい呼び名はこれしかないからです。

ポイントは自分で自分を縛って制限時間を短くした人を、周りから見てもわかるようにしてあげること、それが「変態」ステッカーと「ド変態」ステッカーです。このステッカーを提供してヘルメットにつけさせることで、「俺は30分や1時間の時間差のハンデを背負っているんだぜ!」と周りに分からせるようにしたことです。
これにより「変態」や「ド変態」という言葉が飛び交うようになったのです。

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未だかつてライドイベントで参加者のことを「変態」「ド変態」呼ばわりするイベントなどもちろんありえません。
こんなことが許され、さらにはそれを喜んで受け入れて楽しんでさえくれるのは、唯一の変態イベントであるThe PEAKSだけでしょう。
まだ参加者アンケートをしていないので、わかりませんが、結果としてはこちらの想定以上にこの企画は喜んでもらえたのではないかと思います。

スタートや各エイドステーション、折り返しポイントや通過チェックポイント、そしてゴールと各ポイントで、参加者同士やスタッフからの呼びかけに「変態」「ド変態」という声が飛び交うイベント。
周りの人たちから見たら「なんだこの連中は・・・・(°O° ) 」という状況だったと思います。
女性スタッフからも「変態さん」と呼ばれ、喜ぶ参加者たち・・・
The PEAKSならではの新名物の誕生と言えるでしょう。

ライドのほうはスタート地点の西と南の7発の峠ヒルクライムを走りきり14:20までに一旦スタート地点(CP1)に戻れば後半の風張峠往復に進める設定になっていました。
The PEAKSが他のイベントと違うのは、リタイヤしても自分で戻らないといけない、というルールがあるため、柳沢峠や上日川峠から先に進まずに戻った「勇気ある決断」をしてくれた参加者も何人もいました。

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当初は14:00に設定していたCP1でのカットオフタイムについて、ギリギリまで悩み14:20と20分遅い時間に変更したのもイベントとしてのバランスを踏まえた上で、できるだけ早くない人でも完走させてあげたい」という思いからです。
この20分の猶予によって終盤に進め、完走をもぎ取ることができた方も何人かいましたので、その点では調整してよかったと思います。

CP1に戻って力尽きた方もいました。過去のラウンドでのフィニッシャーはもちろん、過去の3ラウンド全てを完走したトリプルクラウン達成者と言えども、万全のコンディションでなければ完走が難しいのがThe PEAKSです。

厳しいヒルクライムの繰り返しは容赦なくチャレンジャー達の脚を使わせ、終盤は完走への気力だけで疲労困憊の身体にムチ打ち、ペダルを回し続ける参加者達・・・。

最終ゴールにトップで戻ってきたのはなんと14時台という早さ、ド変態のトップは15時10分と驚異的な早さです。
3時すぎからポツポツと完走のゴールに入ってくる参加者が増え始め、17時台にはフィニッシャー達のゴールピークをむかえます。

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毎回制限時間ギリギリに戻ってくる参加者がいて悲喜交々のドラマが生まれるラストの制限時刻ですが、今回は制限時刻の7分ほど前に最後のフィニッシャーがゴールに滑り込んできて時間ギリギリのラストはありませんでした。後半の時間設定がやや甘めだったのかもしれませんが、勇気あるリタイアを選んだ賢明な参加者が多くいてくれたこともそれにつながっていると思います。

もちろんゴールラインでのドラマはなくても、参加者それぞれには忘れられないドラマがあったことでしょう。
余裕でゴールした人も、全てを使い果たしてボロボロでゴールした人も、ゴールラインでは歓迎のシャワーを浴びながら皆さん最高の笑顔と最高のポーズを見せてくれました。
18:07全ての参加者のライドも終了し、ラウンド4の長い長い1日が終了しました。

The PEAKSラウンド4、今回も1件の事故もなく無事に終了することができたこと、全ての参加者の皆さんに御礼いたします。
ラウンドを重ねるごとに、The PEAKSの主旨を理解してくれる方が増えてきてくれたことは素晴らしいことです。

長々と書いてしまいましたが、それでは皆さんの一番知りたい集計結果と新たにトリプルクラウンの栄冠に輝いた方の発表に移りたいと思います。

<The PEAKSラウンド4集計結果>

全出走者数 279名
総完走者数 205名
完走率総計 73.5%

1. 一般エントリー
出走者数  181名
完走者数  123名 (DNF 58名)
完走率   68.0%

2. 変態割
出走者数  31名
完走者数  24名 (DNF 7名)
完走率   77.4%

3. ド変態割
出走者数  67名
完走者数  58名 (DNF 9名)
完走率   86.6%

天候が暑すぎず、寒すぎず、という絶妙の天気だったのが完走率の高さにつながったところも大きかったと思いますが、チャレンジャーの皆さんの素晴らしい努力の結果です。続いて偉業の達成者を発表します。

<トリプルクラウン達成者> (敬称略。順不同)

★ラウンド1〜4全完走者
(前回既にトリプルクラウンに輝き、さらに今回も完走した方です)
ーーーーーーーーーー
井田 正 (群馬県)
岡田 幸平(東京都)
苅谷 寿夫(愛媛県)
丸山 聡司(東京都)
菊池 優作(東京都)
宮本 亘 (埼玉県)
賢賀 雅紀(東京都)
持田 雅明(埼玉県)
室住 竜哉(静岡県)
信濃 卓郎(福島県)
浅井 岳仁(神奈川県)
倉林 純一(東京都)
大澤 敏道(埼玉県)
丹 慶昭 (神奈川県)
池浦 浩彦(長野県)
田巻 敦 (埼玉県)
由田 力 (埼玉県)
落合 哲晴(東京都)
鈴木 友将(長野県)
露木 繁 (東京都)
和田 清秀(埼玉県)

★トリプルクラウン達成者
ーーーーーーーーーー
稲村 太郎(埼玉県)
河田 徹也(神奈川県)
岩城 滋彦(神奈川県)
菊地 哲 (東京都)
吉田 雅司(大阪府)
桔梗 洋明(和歌山県)
三浦 雅樹(岐阜県)
山田 和也(東京都)
春日 伸敏(埼玉県)
小山内昭博(愛知県)
小幡 達也(新潟県)
松村 隆史(兵庫県)
植野 博泰(埼玉県)
西野宮克典(茨城県)
石田 卓哉(東京都)
雪野 真一(埼玉県)
太田 浩司(愛知県)
大熊 悠一(茨城県)
大熊亜紀子(茨城県)
長谷川 綾(東京都)
田中 清照(東京都)
藤岡 慎治(神奈川県)
布谷 一樹(兵庫県)
平山 一寿(福島県)
堀 伸幸 (福井県)
本田 浩一(栃木県)
綿野久美子(埼玉県)
木邑 賢二(大阪府)
野島 隆志(新潟県)
矢部 憲治(神奈川県)
齋藤 義隆(群馬県)

トリプルクラウン達成者の皆さん、おめでとうございます。
また前回のトリプルクラウン達成からさらに今回の完走を加えて4連続完走された皆さんもおめでとうございました。
さらに精進を重ねて、6回完走のプラチナクラウン、10回完走のダイヤモンドキングの偉業達成を目指してください!!(プラチナクラウンは5回完走ではなく6回完走になります。お詫びして訂正させていただきます。)

最後になりますが、自転車乗りでありながらスタッフ側に回って参加者の皆さんのサポートをしてくれたスタッフのみんなに感謝するとともに、地元で全面協力してくれた小菅の湯の黒川さんをはじめスタッフの皆さん、柳沢峠茶屋、上日川峠ロッジ長兵衛、蛇の湯温泉たから荘、並びに小菅村、甲州市、山梨県警に感謝いたします。どうもありがとうございました。

さて、今回見事にフィニッシャーになった方も、残念ながらリタイヤした方も、次のラウンドではどうなるのかわからないのがThe PEAKS。
また次回2018年7月(予定)の、ラウンド5でお会いしましょう!!

果たして開催地はどこか・・・

素晴らしい変態坂バカの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

 

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