The PEAKSラウンド8奥日光 開催御礼

恐らくThe PEAKS史上最も恵まれたライディングコンディションだったかもしれません。
最も天候の安定している時期を開催日に選んだにもかかわらず、異常に早い梅雨の到来によもや昨年のラウンド6熱海2に続いて「雨のピークス」になってしまうのか、開催前は毎日のように天気予報を確認して一喜一憂する日々。しかし、我がスタッフ「てるてるボーイズ」の願いが通じたのか、雨なしで寒すぎず暑すぎずの絶好の天気になってくれました。

今回も昨年のラウンド6と同様に新型コロナ禍が続くなかでの開催となり、開催に踏み切ることをサイトで表明したのが5月10日。
しかしそのあと緊急事態宣言が5/31まで延長され、多くのライドイベントが中止になるなかでの開催に、賛否両論はあったと思います。

コロナ感染リスクのある状況下で仕事やご家庭の都合も含めて、やむなく参加を自粛された方に対して申し訳ない気持ちはありましたが、それでも参加するために努力を重ねてきたチャレンジャーの皆さんから、挑戦の舞台を奪ってしまうことはできれば避けたいという思いでの開催に、どれくらいの方が実際に来てくれるのか、不安もありましたが、蓋を開けてみれば、大勢の参加者が集まってきてくれたことはなによりでした。

5月30日朝5時半、晴れてはいてもまだ寒い中、最初の一般エントリーがスタートし、ラウンド8の幕が開きました。
序盤は金精峠を超えて約20km沼田方面にくだってから折り返す、長い「往復ビンタ」の西側コースで、The PEAKSの洗礼をはじめて味わった参加者の方も多かったと思います。

下ったところをそのまま折り返して昇ると思うと心からダウンヒルを楽しめないし、「もう終わってくれ!」と願いたくなる、このいやらしさこそThe PEAKSだけの唯一無二のコースプランニングの特徴の一つで、走行距離や獲得標高しか見ていないと気がつかない、参加者を精神的にいじめていくThe PEAKSの真髄を体感してくれたのではないかと思います。(^_^;)

序盤の西側を走破して、疲れながらもまだまだ余力を残して本部に戻ってきた参加者は、補給もそこそこに東に向かう方も多かったですが、豚汁やおにぎりでしっかり補給を取って行かれる方もいました。

そして東側、今回のコースで唯一の林道となる山王林道をくだって東に向かい、霧降高原での往復ビンタを味わってから戻る、長い東側のコースは参加者を苦しめ、ラスボスとも言える長い山王林道のヒルクライムに疲れた体と心で悶絶した方も多かったのではないでしょうか。

今回のコースは日光の代名詞とも言えるいろは坂や中禅寺湖などのサイクリングのルートとしても人気なところを一切使わずに、北側を使ったコースにしたことで、「日光ならよく走っている」という方でも、新鮮なコースだったのではと思います。西の金精峠も、山王林道も、東の霧降高原も、晴れていれば素晴らしい展望が楽しめるところではありますが、曇ったり雨天ではその魅力を全然味わえないので、その点では絶好の展望を楽しめる天気になってくれて幸いでした。

毎回驚かされるのですが、今回も制限時間よりも3時間以上も早いトップゴールが生まれました。おめでとうございます。
そして16時くらいから完走者が増え始め、17時台にはピークを迎え、ボロボロになりながらも感動のフィニッシュを成し遂げた方も大勢いました。
私は残念ながらゴールした方の撮影に追われていて制限時刻のゴールシーンは見れていなかったのですが、スタッフの話では、今回もゴール制限時間間際でのいくつかの完走のドラマが生まれていたとのことです。
初参加、初完走にくしゃくしゃになって喜んでいる方、「正直今回は舐めてたけどやっぱり半端なくキツかった、長かったです!」とヘトヘトになりながらも嬉しそうなThe PEAKSジャンキーの方も。残念ながら完走を諦めて戻ってきた方もいましたが、多くの顔馴染みの皆さんが、次々にゴールしてくる参加者を、知り合いだろうが知り合いでなかろうが同じ強大な敵に挑んだ同士として温かく迎え、完走者には賛辞を、惜しくも完走を逃した方にも惜しむことなく拍手を送っている姿は本当に嬉しい限りで、The PEAKSならではの光景だと思います。

今回、1件の事故の連絡や報告もなく、無事に開催できたことは何よりです。
見事完走をもぎ取った方も、残念ながら完走を逃した方も、自分の限界に挑み、熱いライドを繰り広げてくれたチャレンジャーの皆さん、本当にありがとうございました。
そして残念ながら参加を辞退されて無念な思いをした方にも感謝をいたします。
(後ほど参加賞を送らせていただきますので、お待ちください。)

残念ながら今回、参加できなかったり完走をもぎ取ることが敵わなかった皆さんは、今年9月のラウンド9鳥取大山や、さらに2022年に前半に予定されている東日本でのラウンド10や、2022年秋のラウンド11で、ぜひリベンジを果たしてください。

皆さんにお会いできることを楽しみにしながら、皆さんが悶絶し、恨み辛みを投げつけてくれるようなコースや企画を用意して皆さんの前に立ちはだかりたいと思います。(^_^;)

最後になりますが、今回も多くの皆さんにご協力いただき開催することができました。
「スパビレッジカマヤ」「万蔵旅館」「パークロッジ深山」「白根ドライブイン」「そば処瀬戸合峡」、そして日光警察署にご協力いただいたことを感謝いたします。また、いつものことながら、自転車乗りでありながら、参加者の皆さんをサポートし応援することに協力してくれた素晴らしいスタッフ達にも心からの感謝を捧げたいと思います。

それではまた鳥取大山で会いましょう!

<最後に>
非常に残念なお知らせで締めくくるのは辛いのですが、今回は自動車ドライバーの方から2件のクレームが本部に入りました。
1件は金精峠から下ってきて、本部のある日光湯元に右折して回り込むT字路で、手前の逆車線を逆走して入り、そこから斜めに道路の左側に行こうとして、日光湯元に向かう車の目前に飛び出して危うく衝突しそうになりクラクションを鳴らされ、すぐに右に行ってしまい対向車からもクラクションを鳴らされ、また左に戻ろうとして車の前に飛びだしてきた参加者がいて、ドライブレコーダーの写真をあとで持ってきていただき、お叱りを受けました。
こう書けば恐らくは本人は気づかれることと思います。確かにわかりづらいところではあったかもしれませんが、気をつけていれば十分に逆走しないで済むところです。(私もその後現場に行き、見ていましたが、逆走する参加者は他にはいなかったですし)

またもう1件は、山王林道を川俣温泉側から登ってきたマイカーの方で、光徳温泉方面から山王林道をダウンヒルしていく参加者(これは1人ではなく何名もです)がブラインドコーナーでもかなりのスピードで突っ込んできて、危うく急ブレーキを何回もかけされられ、クラクションを鳴らさざるを得なかったことも何回かあり、中には逆ギレみたいな態度をしたライダーもいたとのことで、お怒りになって本部まで来られました。

「レースのような走りをするのなら道路封鎖をしてやるべきだ」と言われていましたが、その通りです。
The PEAKSはレースのように順位やタイムを競うイベントではなく、サイクリングイベントです。
交通法規を守ってライドすることは当たり前で、さらに道路は自動車もオートバイも自転車も歩行者も誰もが共用するもので、他者に対する思いやりや譲り合い「Share the Road」の精神を持ち、グッドマナーでライドすることは大事なことで、他者に危険を感じさせるような走行はしてはいけないというのは、今更言われなくても全ての自転車乗りがちゃんと自覚していないといけないことです。
The PEAKSの参加者は、周りの自転車乗り達からリスペクトされる存在であり、ライディング技術も高い参加者が多いはずなのに、そういうルールやマナーを守れない心ない自己中心で身勝手なライダーがいることは、残念でなりません。
もし心当たりのある方がいましたら、猛省していただき、今後はこのようなことがないよう、肝に銘じていただきたいと思います。

もし、下りで他者に危険を感じさせるような猛スピードなダウンヒルをしないと、制限時間に間に合わないなら、変態やド変態でのエントリーはしないでいただきたいし、下りではなく登りでタイムを詰めるように努力してください。
自転車乗りなら誰もが峠道で、無謀なライディングをしているモーターサイクルに危険や恐怖を感じたりしたことがあると思いますし、そういうライダーを嫌っていると思いますが、逆にご自分がそういう危険を感じさせる側に回っているかもしれない、と今一度考えてみてください。

クレームを言ってくれた方はお二人でしたが、きっともっと多くのドライバーの方が、嫌な思いをしたのではないか、と思います。
The PEAKSの参加者の皆さんは、周りのサイクリストにとっていい見本となるよう、心からお願いいたします。
それがThe PEAKSを続けていくためにも必要なことですし、皆さん自身の楽しみを守ることにもなるのです。

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