輪行が必要な場面を考える

【今日は日帰りサイクリング。待ち合わせは自宅から自走で行けば50kmほどの地点。】

なんだ、そのくらいなら自走で行くよ!そう50kmくらいなら私だって行きますよ。でも待ち合わせ時間が朝7時。んっ?ちょっと待てよ。となると交通事情やら朝飯を考えると3時間前には出なくては…つまり4時には出発できる状態にしなければならないのだ。例えそのように準備したとて、自走で行く以上途中でパンクやら混雑など読めない足止めだけはその場にならないとわからないのだ。

まして、夏場の寒くなく比較的早く明るくなる時期ならいざしらず、寒い時期は走り出しは氷点下だったり真っ暗だったり、危険がイッパイ。何とか行ったとしても待ち合わせ場所に到着するころには寒かったはずのウエアは汗だく。もちろん冬場だと冷えて寒くもなる。

せっかくのサイクリングがスタート時点で自分だけブルーな気分なんてことにもなりかねない。

でも輪行で行けば、余裕で待ち合わせの場所に到着。朝食も電車でゆっくりとれる。準備運動~始動点検もちゃんとできる。走り始めから疲れていて汗だくなんてことはないから、いことずくめなのだ。

☆こういった場合、畳んで小さくなる薄手の輪行袋がいい。

20091024-01

 

【ツール・ド・おきなわで島一周サイクリングに参加するぞ!】

沖縄に限らず、飛行機を使って目的地に向う場合、余程ユルい航空会社でも無い限り乗れる状態の自転車を手荷物預かりはしてもらえない。(一部の自転車、例えばBMXや三輪車などはそのままで預けられる場合もある。)そこで輪行バッグなのだが、余程の心臓でも無い限りさすがにペラペラの輪行袋で行こうという気にはならないだろう。

☆飛行機に持ち込む場合、手荷物として預けるてしまうので自分で注意するには限界がある。だから、ある程度の衝撃に耐えられる輪行バッグがいい。

※自転車を荷物として運ぶには通常の場合、別料金がかかります。航空会社により規定重量内であれば無料で運んでくれる会社もあるので、出発の前(チケットを購入する前)に確認をしておく必要がある。

 

【4泊5日のサイクリング旅行。荷物は全て持ち歩くんだけど…。】

先日、行きは東京から広島まで新幹線で移動。宿泊して翌朝からバイクでしまなみ海道を渡り、松山から夜行フェリーで九州へ。翌朝、小倉から鹿児島まで新幹線で移動。鹿児島から自走とフェリーで宿泊しながらのサイクリング。最終日に熊本空港から飛行機で羽田。という移動距離およそ3000kmくらいの旅に仲間と出かけた。厚手の輪行バッグを最終日までにホテルに別送しておく。そして運送会社から自宅に送り、手ぶらで帰宅したのだ。これだけ長期だとお土産のことも考えるといい選択だった。

☆こういった場合、ペラペラと厚手の輪行バッグの両方使用することで旅はかなり楽しい展開になるのだ。

※このような旅は基本的に荷物は全て持ったまま自走となる。そして色々な交通機関を利用する場合は、途中で何回も輪行作業をすることになることも計算に入れておかなければならない。途中でさしてアクシデントが無かったとしても、度重なる輪行でかなりの時間を割かれるのも事実だ。

これ以外にも、いろんな場面で輪行することが容易に想像できる。自宅近辺でウロウロする程度であれば考える必要もないが、一度その楽しさを味わってしまうと、今まで何でこうしなかったんだろう?!と変わるものだ。

ただ、快適に輪行サイクリングを楽しむためにはそれなりの経験と知識や工夫が必要になってくる。まぁ、それも自転車ライフの楽しみ方でもあるのだ。

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