The Inside Story of The PEAKS 〜The PEAKSの舞台裏〜 Vol.2 Mascot Character “Loser”

The PEAKS参加者の皆さんにはお馴染みのキャラクター、ルーザーくん。
インサイド・ストーリーの第二弾は彼をご紹介します。

負け犬キャラ、その名は「ルーザー」

ルーザーくんは、2014年の記念すべきラウンド1から登場しているThe PEAKSのマスコット。その名の通り「Loser=敗者」のキャラクターです。
すでにブームは去ったようですが、一時期は自治体の「ゆるキャラ」がすごいブームで、ライドイベントもマスコットキャラを導入したところも少なくはありません。

ただし、イベントで完走できなかったDNF者をキャラクターにしているのは日本はおろか世界でも恐らくルーザーくんだけでしょう。

当然です。完走できなかったいわば敗者の傷口に塩を塗り込むようなキャラなど作るわけがないですから。でもThe PEAKSには、負け犬キャラがいる。
それは比類なき独創性とポリシーを持ったThe PEAKSだからなのです。

敗者は恥ずべきことではない!

The PEAKSは他のライドイベントとは違い、エントリーするだけで周りからリスペクトされるほどのイベントで、あまりのハードさゆえに参加をためらい、敬遠する自転車乗りが沢山います。
富士ヒルの参加者が1万人もいるように、日本には坂バカを自称し、ヒルクライム大好きな自転車乗りが山ほどいます。しかし、そんな坂バカの中でも、ヒルクライム4〜5発分を繰り返すThe PEAKSは、はじめから敬遠する人のほうが圧倒的に多いのです。

完走率も他のイベントに比べて格段に低く、毎回多くのDNF者=ルーザーくんが誕生します。
しかし完走できないことは恥ずべきことでは全くありません。
このハードなライドにチャレンジしたからこそ、敗者になることができたのですから。
多くの人が参加を尻込みするイベントに挑み、そして残念ながら様々な理由で完走という結果に辿り着けなかった、それだけのことです。

チャレンジした熱いハートはリスペクトされるべきだ
と私たちは考えます。

だからこそ、最大の敬意を持って勇敢なる敗者を称え、たっぷりと傷口に塩を塗り込んであげるキャラを作ることで、DNFを笑い飛ばしながら、完走できなかった悔しさを次にぶつけてもらいたい。そういう思いで生まれたのがルーザーくんなのです。

玉砕上等!敗者は勇敢なチャレンジをした証です。
だから胸を張りましょう。

ぐっすんと涙を浮かべながら、それでも闘志を秘めた真のツワモノを目指して、リベンジしてくれる素晴らしい皆さんを私たちもルーザーくんも待っています。




ルーザーくん基本情報

  • 年齢:2014年生まれの6才
  • 犬種:負け犬
  • 性格:負けず嫌いだけど涙もろい
  • 好きな食べ物:おにぎり&カレー、コストコのディナーロール(毎回食べているうちに好きになった)
  • 好きなイベント:The PEAKS(他にこんな面白いイベントないから)
  • 嫌いなイベント:The PEAKS(完走できないから)
  • 好きな曲:KISS「hotter than hell」
  • 好きな言葉:「大事なことは”完走できるかどうか”ではなく少しだけバカになる勇気と、挑もうとする情熱!」
  • 今年の目標:ラウンド6熱海2の完走

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インサイド・ストーリー第1弾『Test Rider “bose”』はこちら

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