The PEAKSラウンド17渋峠開催御礼

2025年5月31日
ド変態マシマシエントリーだけの「前日マシ」ライドでは、前半の野反湖往復からつまごいパノラマライン中盤までは雨もなかったものの、後半は土砂降りに見舞われる悪天候となり、国道406号菅平方面往復の辛い環境でのライドに強者たちは苦しめられ、心折られてDNFする方が何人も出てしまいました。

そして迎えた6月1日のラウンド17の本番ライド。
草津スキー場天狗山第二駐車場からのスタート時は、雨がなかったものの、序盤の野反湖までのヒルクライム&ダウンヒルの往復から厳しい暴風雨が参加者に襲い掛かり、戻った草津では雨のない状況に一旦は安堵したものの、再びスタートした万座三叉路に向かうR292のヒルクライムでは、さらに厳しい暴風と寒さと雨とガスが容赦なく参加者に襲い掛かり、その上に途中の信号による片側通行区間での信号待機で、体の芯まで冷え切って心と身体を折られて万座三叉路から先に進むことを諦めて草津に戻る参加者たちが続出。
勇気ある撤退を英断した参加者たちで午前中から本部がごった返す非常事態となってしまいました。

万座三叉路から高山村方面に下った参加者もCP3では低体温症になりかかって凍えて震える方が続出し、再び登り返しても万座三叉路から先に進めずに諦めて戻る方も多く、渋峠を越えて下った平床駐車場のCP4にたどり着いた参加者はごく僅かで、変態マシ、ド変態マシマシの参加者では「マシ」部分の山内町CPD-1に進めた方がおひとりだけ。

最終的には、この悪天候の中で見事に時間内に完走した6名のフィニッシャー以外のほとんどの参加者が、凄まじい悪天候に自分の実力を発揮する術もなく無念のDNFとなってしまうという異常なラウンドとなってしまいました。

日本最強!最悪!を謳うThe PEAKSですが、こういう厳しさや地獄により参加者が苦しむことは全く望んではいません。
全ての参加者が自分の実力を出し切って厳しいライドに挑んでもらうことこそThe PEAKSの望むものです。

元より回収がなく、自力でゴールまで戻らなければならない、というThe PEAKSの考え方を理解して参加してくれているツワモノたちが「安全に戻る」ための英断をして、無念の撤退を決めてくれたことで、これだけ悪天候で低体温症の危険が高まった極限に近い悪環境となってしまったにもかかわらず、事故ゼロで終えることができたことには感謝の念が絶えません。
全てのチャレンジャーの皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

予期できない信じられない悪天候がちょうど開催日とぶつかってしまったことは誰の責任でもありませんし、不幸だったとしか言いようがありませんが、参加者の皆さんが「諦めざるを得なかった」無念さは、主催する私たちや皆さんをサポートしてくれたスタッフたちにとっても痛いほどわかりますし、この不完全燃焼を抱えたまま終わらせることは本意ではありません。

ですので、今回の悪夢のラウンドをこのまま終わらせるのではなく、もう一度、皆さんにThe PEAKS渋峠の本当の厳しさに心置きなく挑んでもらうために、本来予定していたラウンド20を1年先にスライドさせて、急遽今回の渋峠ステージでのリベンジの機会を作らせてもらうことを決定しました。

2026年秋『ラウンド20渋峠リベンジ』開催!

今度こそ実力勝負です!!

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