DEATH RIDE 2010悶絶参戦レポート⑤ そしてDeath Rideは終わらない

残念ながら今回のデスライドへの初挑戦は「全員玉砕!」ということでファイブパスの完走はできなかった。

エントリーしたときからそんなに甘く見ていたわけではないし、相当厳しいことは出発前も現地入りして下見で走った昨日でもわかってはいたが、それでももしかしたら、というわずかな期待はあったのだが、厳しい環境やコースがその淡い期待すらも微塵に吹き飛ばしてくれた。もちろんこの不甲斐ない結果に終わったのは自分の力のなさに尽きるのだが、それでも言わせてもらば、今までいくつものロングライドを走破してきたが、はっきり言ってこのDeath Rideは全くの別格だ、ということ。
これだけは出てみた人じゃないとわからない。

ある意味では「ロングライド」というのではなく、ヒルクライムだというほうが近いのかもしれない。実際に日本でも多くの「昇りフェチ」のヒルクライマー達がいるが、そういう連中のほうがこのイベントにはもしかしたら向いているのかもしれない。ただ、そういうヒルクライマー達に、20km近いヒルクライムを連続で5本アップダウンできる?と聞いたら、ほとんどの人が「そんなことできるわけがない」と答えるだろう。 そのバカげたことを真顔でやってのけないといけないのがDeath Rideなのだ。

スタート時間のこと、寒暖の差のこと、バイクのギヤ比を含めたセッティングのこと、走行ペース配分や補給のこと、等々、実際にエントリーして自分で走ってみなければわからなかったことばかりであった。
その点では今回はきつかったが、この経験は決して無駄にはならない。

あとはこの経験とここで学んだDeath Ride攻略のノウハウを生かし、トレーニングを積み、来年またここにリベンジに来て、確実に完走するのみである。
2010年12月09日10:00AM(アメリカ西海岸時間)、クレイジーなこの「死のライド」2011へのエントリーが幕を開ける。

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