Cycling Communication 〜義援金サイクリング運動のご案内
「サイクリング・コミュニケーション」は単発のチャリティーイベントでも期間限定の活動でもなく、恒久的に継続していく義援サイクリング活動です。
<運動の主旨と目的>
サイクリストの皆さんへ
天災はいつ・どこに来るかわかりません。2011年3月11日に東日本を襲った大震災はもとより、他にもこういった天災による被害にあって苦しんでいる人達はいつでもいるのが現実です。既に過去の事件として、片付けてしまっている阪神・淡路大震災や新潟大地震とて、未だに苦労を余儀なくされている人達がいることを忘れてはならないと思います。
災害が起きたときにまず”何かできないか?!””そうだ、やはり義援金を送るのが…”これは別に何かイベントをセットにする必要はないと思いますし、皆さんも各自でやられていることと思います。
実際、テレビ等メディアで義援金募集のアナウンスはありますが、殆どの場合期間が設けてあります。つまり、いつからいつまで受付けるといったカタチで。でも、その期間を過ぎても、被災地の人達の苦労が終わったわけではありません。
何か手助けしたと思っても、普通の人は”どこに、どうすればいいの?”で、そこから先には進まない。そこで、義援活動は終わってしまうのは仕方ないことだと思います。
仮に、一歩前に踏み出して手段を講じて義援活動をしたところで一人の力には限界がありますし、また、仲間を募るという性質の活動ではありません。(親切心と思っても、そのお誘い自体は友人・知人を無くす素です。)
“喉元過ぎれば、熱さ忘れる”的な(もちろん自分も含めてですが)一時の援助にことを終わらせてはならない、つまり恒久的に(できる何らかの義援活動が何かできないか?!それもサイクリストとして無理の無いカタチで。それが今回の運動を立ち上げようと考えた理由です。
今回の大震災を受けてサイクリストや自転車関連企業などによる寄付活動や義援金イベントなどが行われはじめました。
このことは非常にいいことですが、これが一過性のものとして終わっしまうのではなく、自転車を愛する人たちの社会貢献に対する思いの受け皿として、いつまでも継続して普遍的な運動にしていくことに大きな意義があります。
そのためには個々の運動パワーを集約してひとつの大きな運動としていくことが大切であり、それは一企業や一団体の行う運動ではなく、どこにも属さない個人有志の総体として成立させていく必要があると考え、その大きな旗とすべく、今回「サイクリングコミュニケーション」という名称での運動をスタートさせます。
はじめのうちは私達有志レベルのスタートですが、その活動報告をネット(Web、Twitter、Facebookなど)に公開することで広く賛同者を増やしていけると思っています。もちろん、活動は普通のサイクリングですから、スケジュールをネットに公開することによって、誰がどこに行っても気楽に参加できるという点においても、今迄一人で走っていた人も広く仲間ができるチャンスになると思いますし、社会においてサイクリストに今迄以上にまともな市民権が得られるためにもいいきっかけになると思います。
ぜひとも、全国のサイクリスト達でこの運動をブームにし、多くの仲間と出会いながら義援の輪を広げましょう!
2011年3月16日
CC運動 発起人 安野龍昭
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