The PEAKSラウンド5蓼科2019開催御礼

2019年9月1日、昨年悪夢の開催中止となったラウンド5のリベンジ開催が立科町女神湖にて行われました。
秋雨前線の停滞によりやや不安定な空模様で、時折雨がパラパラ降ってきたり、かと思えば日差しが刺すと残暑を感じさせる暑さになったり、と目まぐるしく天候がかわる1日でした。

当初は厳しい残暑で熱中症の危険性をかなり意識して開催準備を進めてきたのですが、各ASの配置してある峠上ではウインドブレーカーなしでは寒いくらいで、結果的には最高に近い涼しめのライドコンディションとなり、また直射日光が少ないながらも展望もバッチリ見える状況で、今回のラウンドのコースの大きな特徴だった絶景の展望をライダーの皆さんも満喫できたのではないでしょうか。

ラウンド5蓼科は、スタート/ゴール地点を中心として4方向に別れたコースになっていて、今までのThe PEAKSのコースプランニングの中では最もThe PEAKSらしいコースで、スタートから4方向バラバラに散った参加者が、回り方は完全に自由で走れるという、これも他のライドイベントではあり得ない設定になっていました。そのため他のラウンドよりもマイペースで自分と向き合いながら走るラウンドだったと思います。

さらに今回のラウンドでは一般エントリーのスタート時間より1時間スタートを遅らせた変態割エントリーと、1時間遅らせた上にさらに一般的なヒルクライムイベント1発分(下山も含めて)をプラスし、一般エントリーと比べると2時間半から3時間位の差を最後までに詰めないと完走できないというあまりにも過酷なド変態増しエントリーの設定もありました。ド変態を選んでしまって後悔した方も多かったかもしれません。(+_+;)

「The PEAKSビギナーの方でも参戦しやすいラウンド」と前フリをした際に、決して楽なラウンドという意味ではないことをお伝えしましたが、今回のチャレンジャーの皆さんは、壮大なスケールに広がったラウンド5のコースの厳しさを身をもって味わってくれたことと思います。

幸い大きなアクシデントもなく、無事に終了することができたことは何よりでした。
18時のゴール制限時間間際になんとか駆け込んでゴールする参加者達が非常に多くいました。過去のラウンドでは余裕で時間を残して完走していても、毎回開催地やコースの変わるThe PEAKSでは、毎回が初挑戦であり、過去の経験値で推し量れません。だから面白いし、だから毎回が真剣勝負。
過去何回完走していても「心・技・体」に加えて「機材」の全てが揃っていないと完走できないのです。

今回惜しくも完走を逃してしまった方は、その悔しさをバネにしてこれから先のラウンドでぜひリベンジして完走をもぎ取ってください。

今回のラウンド5で、The PEAKSの開催は6回目となり、ラウンド1から全てのラウンドでの6回の完走を果たしてプラチナ・クラウン(6回完走)の栄誉に輝いた方が誕生しました。

完走率の集計発表や、新たにトリプル・クラウン(3回完走)の栄誉に輝いた方をはじめ、今回の完走で4回以上の完走歴を伸ばした方とプラチナ・クラウン(6回完走)の栄誉に輝いた方の発表はもう少しお待ちください。

最後になりますが、今回のラウンドに参加してくれた全ての参加者の皆さんに敬意と感謝を捧げます。
そしてまた今回のラウンドで多大なご協力をいただいたヴィレッジ女神湖運営の信州リゾートサービスをはじめ、立科町、佐久市、諏訪市、南佐久北部森林組合に御礼申し上げるとともに、自転車乗りでありながらも自分でライドすることではなく、参加者を応援しサポートすることでラウンド5を一緒に作ってくれたスタッフの皆さんにも深い感謝を捧げたいと思います。

皆さんどうもありがとうございました。

P.S.
今回のラウンドではコンディションが良かったこともあってか、参加者の皆さんの食欲もかなりすすんだようで、各ASでの補給食が不足して急遽追加等の対応をさせていただきましたが、間に合わずに補給不足になってしまった方もいたことと思います。この点お詫びさせていただきます。

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