The PEAKSラウンド15開催御礼
2024年5月26日(日)、愛媛県石鎚山土小屋を本拠としてThe PEAKSラウンド15石鎚/UFOラインが開催されました。
絶景で有名なUFOラインは、霧がかかることが多く、景色が全く見えない時も多いことで知られていて、さらに道幅が狭く、ワインディングロードでブラインドコーナーが多く、今までのThe PEAKSのコースでは安全に走るためのライディングスキルやマナーが問われる難易度の非常に高いコース。
それでも300余名もの勇敢なチャレンジャー達がここに集ってくれました。
中には数百キロ以上の遠路からの参加者も多く、主催者としては嬉しい限りで、あとは天候の事故の心配ばかりが募り、The PEAKS史上はじめて「走行上の注意!」という注意書きを郵送セットに入れるとともに、コース上の6箇所にマイカーやオートバイなどの他の通行車両に向けた注意喚起看板を設置するなど、安全対策に尽力してきました。
そして迎えた本番当日。
アクセスが困難な土小屋には各地から集まってくれた強者達が早朝5:30の一般エントリーを皮切りに、次々とスタートしていきました。
早朝は珍しい絶好の晴天で寒くもなく、展望も素晴らしい状況で、これならUFOラインの絶景を堪能してもらえるだろう、と喜んでいたのですが、その後雲が流れて上がってきてみるみる天候が悪化。尾根道のUFOラインは発生したガスに白く覆われ、視界がほとんどない状況になってしまいました。さらに雨や寒さなども加わって厳しいコンディションの中でのライドを強いられることになり、スピードをかなり落としてでないと安全に走れないようになってしまったため、序盤のペースが上げられず、またCP2手前で発生した自動車の横転事故による道路の一時封鎖で、通過タイミングによっては、影響を受けてしまった方もいました。
The PEAKSの制限時間や、関門での足切り時間、各チェックポイントの稼働時間などは、あらかじめ決めてあり、そこには天候状況やアクシデントなど、その場にならないと読めない状況は加味していないため、今回は元々時間がかなりタイトなド変態の方が一番影響を受けてしまったと思います。
それでもこの厳しいコンディションの中、多くのチャレンジャーが見事にそれに打ち勝ってフィニッシャーの栄誉を獲得してくれました。
残念ながら時間に間に合わなかった方、実力を発揮できずに様々な事情で途中DNFを決めた方もいらっしゃいました。
今回、一番心配していた事故の発生については、単独での転倒落車は少しは発生したものの、警察や救急隊の出動する事故は1件もなく、無事に終えることができたこと、全てのライダーの皆さんに感謝いたします。
安全なライドをありがとうございました。
開催前日にUFOライン北側からコースを南下して現地入した方は、UFOラインの素晴らしい絶景を堪能できたはずですが、開催当日と翌日は絶景が全然見えない状況になってしまい、残念ながらUFOラインの絶景に触れることができなかった方、ぜひまた別の機会にリベンジで訪れていただければ幸いです。
今回も多くのサポートスタッフの方にご協力いただきました。地元や近県の方も多く、我々レギュラースタッフ陣も含めて、スタッフにとっても過酷な現場だったと思いますが、最後まで参加者をホットに応援し、支えてくれてありがとうございました。
特に今回はしまなみ海道の生口島にある自転車乗りのための宿「Link 輪空」さんがお声がけしてくれ、協力スタッフをまとめていただき、女将さんもスタッフとして参加していただくなど、全面的にサポートにご協力をいただきました。素晴らしい宿ですので、しまなみ海道をツーリングする機会があれば、ぜひ訪ねていただければと思います。
ちいさなお宿Link 輪空
http://setoda-link.com/
最後になりますが、今回、全面的なご協力をいただいた、国民宿舎石鎚&土小屋白石ロッジを運営する石鎚観光の白石社長ならびにスタッフの皆さん、そして高知県いの町、愛媛県久万高原町、愛媛県西条市、愛媛県庁ならびに愛媛県警、高知県警の各関係者の皆さんには心より御礼申し上げます。
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さて、次は3ヶ月後の8月25日(日)、新潟県妙高市を本拠として新潟県と長野県にまたがる素晴らしい高原エリアでのラウンド16妙高/戸隠/斑尾の開催です。
ぜひ皆さんの熱いチャレンジをお待ちしています。
それでは妙高でまたお会いしましょう!!
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